クロダイ
季節
春
夏
秋
冬
場所
海・岸
難易度
★★★★☆
分類 | スズキ目スズキ亜目タイ科ヘダイ亜科クロダイ属 |
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別名 | チヌ(関西以西)、カワダイ(北陸)。出世魚なので関東では「チンチン」「カイズ」「クロダイ」と呼び名が変わる |
分布 | 北海道以南。奄美大島より南の南西諸島にはミナミクロダイ、ナンヨウチヌ、ヘダイといった近縁種が生息する |
大きさ | 最大で70cmほど。20~50cmがおもな釣りのターゲット |
釣期 | 一年中ねらえる。とくに釣りやすいのは3~5月と10~11月 |
生息場所 | 水深50m以浅の沿岸域に生息し、とくに岩や消波ブロック、堤防の近くを好む。汽水域で生活する個体も多いため河川下流で釣れることも多い |
特徴 | 食性が非常に幅広く、貝類や甲殻類、ゴカイの仲間を好むほか、海藻や小魚も捕食することがあるため、エサ釣りだけでなくルアーでもねらうことができる。時にはコーンやスイカでねらうことも! 産卵期は4~5月(関東の場合)。5日ほどでふ化した稚魚は秋には手のひらサイズに育つ。冬は水深5~10mに落ち、春には15cmほどになって浅場に入ってくる個体が多い。性転換する魚としても知られ、性別のはっきりしない時期や両性魚の時期を経て、成長すると一部を除いてメスになる |
釣り方 | 船から釣れることもあるが、岸からねらうことがほとんど。浮き釣りや落とし込み釣り、ダンゴ釣り、投げ釣り、ルアー釣りなど、多彩な釣りが楽しめる |
美味しい食べ方 | 刺身や塩焼き、煮付け、ムニエルやアクアパッツァなど |