材料
- マダコの内臓
- 具材(ニンジン、ダイコン、シイタケ、細竹の水煮、コンニャク、油揚げetc)
- しょう油だし汁(水400mlに対し白だし40ml、しょう油・ミリン各大さじ1、砂糖小さじ1、塩少々)
- 青ネギ
- 東北などの寒冷地では保存食として山菜やキノコ類を使った水煮缶の詰め作りが盛ん。今回は細竹とか姫竹、根曲がり竹などと呼ぶ市販の水煮を加えた
青森県下北地方の漁村で食べられてきた素朴な1品。道具汁の道具とは魚介類の内臓のことで、本来は津軽海峡に多いミズダコを用いるが、大型のマダコも使われる。
マダコの胴体から抜き取った内臓はザルとボールを併用し、墨と汚れがきれいに落ちるまで洗い流す
ザルに上げて水を切っておく
内臓の芯まで火が通るまで数分間湯がく
具材は好みの切り方でひと口大に切っておく。大根とニンジンは電子レンジ500Wで2~3分下処理しておくとよい
鍋にしょう油だし汁を張り、湯がいた内臓と具材を入れて煮込む。あっさりと浅く煮てもよし、また肝臓が溶けるまで煮込んで滋味深い汁を味わってもよい