材料
- 冷凍ダコ
- 煮汁(水300ml、九州甘口しょう油・日本酒各50ml、ミリン大さじ1、砂糖適宜)
- 九州地方のご当地調味料の代表は甘口しょう油で、これがタコステーキにぴったり。県やメーカーによってバリエーションは豊富。都内でも大型スーパーマーケットでは数種類が販売されている
簡単にいえばマダコのやわらか煮。本場九州の天草などでは丸ごと1パイを大皿に乗せ、ナイフ&フォークで切り分けるシステムを看板にしている飲食店が多く、このネーミングが生まれたそうだ。
内臓を抜き、そのまま冷凍したマダコは解凍後、流水下でヌメリを取り除く
まな板に広げ、大根の断面でマダコ全体を根気よくトントントンと叩き続く。大根に含まれる消化酵素のジアスターゼの効果で硬い肉の繊維が崩れ柔らかくなるという
鍋に煮汁を作りマダコを並べて煮始める。この際、九州産の甘口しょう油でも足りない場合は好みで砂糖を追加
落とし蓋をして弱火で煮汁の量が半分になるくらいまで煮る
火を止めたら粗熱を冷まし、煮汁ごと密封容器などに移して一晩冷蔵庫で寝かすと、身はしっとりとして煮汁もまろやかになる