人生を輝かせる趣味釣りあそびジャーナル

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プールの釣り堀でニジマス釣りに挑戦!

フィッシング祭りinしらこばと(埼玉県越谷市)


左:河﨑莉奈(かわさき・りな)さん。右:駒澤清華(こまざわ・きよか)さん。

河﨑莉奈(かわさき・りな)

1996年5月24日生まれ。岡山県出身
今まで釣ったもの=コイ、ホンモロコ、テナガエビ、ニジマス、金魚、ハゼ。

駒澤清華(こまざわ・きよか)

1997年5月20日生まれ。北海道出身
今まで釣ったもの=コイ、ホンモロコ、テナガエビ、ニジマス、モツゴ、金魚、ハゼ。

しらこばと水上公園の
フィッシング祭りに参加

 釣り堀めぐりをしている河﨑さんと駒澤さんが、11月10日(日曜)に「フィッシング祭りinしらこばと」に参加してきました。会場は埼玉県越谷市のしらこばと水上公園です。駐車場が1900台という広い園内に、流れるプールやウォータースライダーなどのプールがあって、11月から4月上旬はプールが釣り堀になっています。
 「フィッシング祭りinしらこばと」は今回で13回目になり、入場無料で、釣りをしたことがない人も楽しめることから、2018年の来場者は家族連れを中心に1万4287名という人気のイベントです。
 プールを利用したマス釣りやつかみどりイベント、ステージでのトークショー、釣り具メーカーによるブース出展などが行なわれています。

広大な敷地に、いくつものプールがある「しらこばと水上公園」。11月〜4月上旬はプールが釣り堀になっています。11月10日の「フィッシング祭りinしらこばと」に参加しました

ウォータースライダーのゴールにあるプールを利用して、マスのつかみどりが開催されていました。小学生に大人気

生きた魚をつかむことは子どもにとって貴重な体験でしょう

小学校に通う前の小さな子どもも楽しめる金魚釣り

釣り具メーカーなど、60社以上の釣り関係のブースが出展。膨張式のライフジャケットを試着してみました。水に落ちるとエアボンベによって風船のように膨らんで水に浮かびます

丼もの、ケバブ、タピオカ、クレープ、肉巻きおにぎりなど、多数のキッチンカーから流れてくるいい香りが食欲をそそります

ふたりは「ばくだん焼」というソフトボール大の、たこ焼きのような料理を注文。いい匂いです

ばくだん焼はいろいろなトッピングの組み合わせができます

流れるプールで
ニジマス釣りに

 人気のアクティビティのひとつが1回300円で楽しめるニジマス釣り。貸しザオと仕掛け、エサ付きで、釣ったニジマスは3尾まで持ち帰りできます。釣りができる時間が20分の入れ替え制で、多くの参加者で賑わっていました。
 ルアーやフライ部門もありましたが、この日はエサ釣りにチャレンジしました。

ニジマスはルアーで釣ったことがあるけど、ウキ釣りは初めて。ウキを上下させることで仕掛けを流す水深を変えることができます。ニジマスは中層を泳いでいるので、その深さに合わせてウキを動かします

道具の使い方と釣り方をインストラクターの坂井さんに教えてもらいます。サオは2.7mの振り出しザオ。子どもから大人まで扱いやすい長さです

玉ウキ。ゴム管で固定しています。ウキの位置を上や下に移動して、エサが漂う水深を決めます

玉ウキの下には、順番に、カミツブシオモリ、ヨリモドシ(ハリス止めつき)、マスバリが付きます

■それぞれのアイテムの役割

●カミツブシオモリ
仕掛けを素早く沈めることができます。ただし、重くしすぎるとウキが沈んでしまったり、仕掛けの流れ方が不自然になったりするので要注意です
●ヨリモドシ
ミチイトとハリス(ハリ側のイト)をつなぐためのアイテム。中央部がクルクルと回転することで、イトヨレを解消してくれる役割もあります
●マスバリ
ニジマスの口の形や捕食方法に合わせた形状・大きさのハリです

 

 

 

 

エサはトウモロコシの実。ひとつぶをハリに付けて準備完了です。手が臭くなりにくく今回のようなイベントに適したエサといえます

エサを拡大します。トウモロコシの実にハリを刺して、ハリ先を少し出せば完成。そのほうが掛かりやすいからです

ウキとエサを
流れに乗せて

 流れるプールにいるニジマスは、皆さん上流を向いて泳いでいます。仕掛けを投入したら、ウキとエサを流れに乗せて、上流から下流に自然に漂わせると、ニジマスが流れてきたエサに気づいて食べる、かもしれない、という作戦です。
 逆に下流から上流へ流れに逆らうように仕掛けを引っ張ってしまうと、マスたちは何かがおかしい……と察知して、エサを食べずに引き返してしまうことが増えます。
 自然に仕掛けを流すためには、適度にイトを緩めておくことが大事です。

準備完了でプールサイドに立つ駒澤さん

水中にたくさんのニジマスがうっすらと見えます。仕掛けを投入して、ウキとエサを自然に流していくのがコツ。イトを引っ張ったりしてしまい流れ方が不自然になってしまうと、エサに寄ってきたニジマスがUターンする確率が大幅にアップします

ニジマスがエサを食べるとウキが沈むので、1秒くらい待ってからサオを上げると……しっかり掛かりました!慌ててすぐアワせるより、一瞬間をおいて掛けたほうが成功しやすいようです

サオを立てるとサオの弾力で魚が寄ってきます。足もとまで寄ってきたら陸地に上げましょう。マスを空中で高く上げすぎないことがコツです

いきなり30cm級のいいサイズをキャッチ

河﨑さんのサオの構えはもはや素人ではない。釣りのロケが9戦目ということで、しっかりサオを曲げて魚を寄せています

ウキ釣りの戦果にまた1魚種が追加されました。ニジマスは目を手で覆うと暴れにくくなるのでハリを外す際などに試してみてください

次々にヒット!

釣れると楽しい。家族連れで来たら盛り上がりますよ

おい、それはやりすぎだぞ!

さばき方を習って
保冷バッグで持ち帰り

 釣ったニジマスはひとり3尾まで持ち帰れます。魚の「さばき方教室」で、下処理を教わるのがオススメ。鮮度を保ったまま持ち帰って、おいしく料理していただきましょう。

会場で無料の「さばき方教室」が実施されている

お尻からハサミを入れてアゴ下までカットします

指でエラと内蔵を取り除いて、水で洗い流せば完了

ニジマスを持ち帰るためにクーラーボックスを持参する人も多く見られました。ふたりは会場で保冷バッグと保冷剤のセット(100円、安っ!)を購入しました

きれいに手を洗って、ニジマス釣り、終了です。

イベントインフォメーション
●2019みんなで遊ぼう
フィッシング祭りinしらこばと
日時11月10日(日曜)8:30〜15:30
場所しらこばと水上公園(埼玉県越谷市小曽川985)
主催公益財団法人 日本釣振興会
料金入場無料。各アクティビティが有料のもので200円〜1000円
●しらこばと水上公園・プールフィッシング
https://www.shirakobatosuijo.com/
※11月〜4月上旬に営業する「プールフィッシング」の詳細はこちらのサイトで確認してください

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