人生を輝かせる趣味釣りあそびジャーナル

ワカサギ料理

iconフライ

サクサク・フワフワ・ジューシーに仕上げるコツは、パン粉と揚げ方にあり!衣はサクサク、中はフカフカ、それでいてジューシー。
噛みしめていくと口中に身の甘味が広がり、最後に内臓の淡い苦味が追っかけてきて、奥深い後味になります。

フライ

icon材料

  • ワカサギ(1人8尾程度)
  • 小麦粉
  • 目の細かいパン粉
  • ラード油
  • 自家製タレ(醤油と酢1:1の割合)
  • 粗塩
  • 付け合わせ(キャベツの細切り、オレンジ、パセリ)

icon作り方

  1. まず下ごしらえとして、ワカサギは塩水でよく洗い、水気を切って小麦粉をまぶす。小麦粉は、面倒でもふるいにかけます。ダマにならないためだけではなく、仕上がりがフワフワになり、食感や味にも影響します。また衣は薄く・ムラなくが基本。余分な衣ははたいて落とします。
  2. 溶いた卵にくぐらせ、パン粉をまぶす。
    パン粉は荒目~中目~細目と、目の粗さによって使い分けることが大事。ワカサギフライの場合は、繊細なワカサギの味をいかすために、細目のパン粉を使います。また、パン粉は、最後に軽く握るようにして、しっかり付けること。ただし、小麦粉と同様に付けすぎに注意。
  3. ラード油はやや低めの160~170℃に熱し、パン粉を付けたワカサギを1尾ずつ、頭からすばやく投入していく。
    油にラードを使う理由は、冷めてもサクサクの食感がしっかり残るから。素材のコクと旨みが増すメリットもあります。店で使うのはラード100%ですが、家庭では植物油と混ぜて使ってもよいでしょう。
  4. 2分ほどでこんがり揚がったら、油をしっかり切って、熱いうちに器に盛りつける。
    揚げ上がりの目安は普通キツネ色といいますが、ワカサギの場合はキツネ色になったら揚げすぎ。色ではなく、周りの油の泡の状態で判断します。最初、パチパチと跳ねて大きかった泡が小さく、細かくなったら揚げ時。揚げすぎると、中身のジューシーさが失われます。
  5. 出来上がったフライは自家製タレか、粗塩(あらじお)で味わう。
    自家製のタレは、醤油と酢を1:1の割合で混ぜるだけ。フライはウスターソースやタルタルソースで食べることが多いが、ワカサギはカキやアジフライなどと違って風味が繊細なので、シンプル・イズ・ベストです。

作り方写真

  1. 後味に旨味がしっかりと残るフライ

  2. できるだけ細かいパン粉を使うのがキモ

  3. 油はラードを使用