釣り
遊び
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はじめてのコイ釣りで勝負だ!
市ヶ谷フィッシュセンター
遊び 1
市ヶ谷フィッシュセンター
多摩川フィッシングフェスティバル(神奈川県川崎市殿町)
河﨑莉奈(かわさき・りな)
1996年5月24日生まれ。岡山県出身
今まで釣ったもの=コイ、ホンモロコ、テナガエビ、ニジマス、金魚。
駒澤清華(こまざわ・きよか)
1997年5月20日生まれ。北海道出身
今まで釣ったもの=コイ、ホンモロコ、テナガエビ、ニジマス、モツゴ、金魚。
今回は番外編として、河﨑さんと駒澤さんのふたりが「多摩川フィッシングフェスティバル」に参加したようすをレポートします。
このイベントは2017年にはじまり、身近な水辺で釣りの楽しさを親子に伝えることを目的としています。今年は7月6日に予定されていた多摩川上流でのピストン釣りが降雨増水により中止となってしまいましたが、9月23日に予定されていた下流部でのハゼ釣りは開催することができました(強風を考慮し、午前中だけの時短開催に変更となりました)。
参加者は親子315名! 大盛況です。釣りをサポートするために80名のスタッフも駆けつけました
川崎市殿町にある会場はご覧のとおり非常に足場がよい護岸が続いています。300名以上の参加者が同時にハゼ釣りを楽しめる素晴らしい立地です。ちなみに目の前は羽田空港です
たくさんの子どもたちと親御さんがこの日を楽しみにしていました
河﨑さんと駒澤さんも多摩川のハゼ釣りに挑戦! 釣り堀での釣りには慣れてきたふたりですが、この連載で自然のフィールドを釣るのは初。無事釣れるでしょうか?
受付の横にはマハゼが入った水槽が。この日ねらう魚です。河口や海の水底に生息し、エビやゴカイなどを食べています
開会式のようす
開会式のあとは護岸エリアに移動しハゼ釣りスタートです。区画ごとにレクチャー役のスタッフが待機していて、参加者の皆さんに手とり足とり釣りを教えていました。
釣り場の写真。これは朝イチの干潮時に撮影したもので、釣りが始まるころには石が水に浸かるくらい水位が上がっていました(干潮が午前5時47分、満潮が午後1時38分)。ハゼは上げ潮時に接岸するので、イベント開催の時間帯はチャンスです。ちなみに写真で見ることができる石がハゼ釣りのキーポイントだったりするそうです
釣りに必要な道具は配ってもらえます。その内訳は……
釣りザオ。いつも釣り堀で使い慣れているノベザオ(リールを使わないサオ)です。長さ2.7mは、ハゼがいる場所まで仕掛けを届けやすく、なおかつ子どもが扱いやすい絶妙な長さ。普段子どもが使うのにもオススメできます
釣ったハゼを入れるバケツと、エサや魚に触ったあとに手をふくタオル。どちらも釣りの必需品です。タオルは釣りでは何かと出番が多いので、2枚以上持っておくと便利です
仕掛け。このイベント用にセッティングされたもので、サオの長さである2.7mに合わせて作られています。ミチイトは1.5号、ハリスは0.8号。ハリは流線(形状の名前)5号。10cm前後と小さめのハゼに合わせて、小さいアタリでもわかりやすい小型のウキが付けられています
エサのアオイソメも配られました
エサのイソメを付けた状態の仕掛け全体。ウキからハリまでの長さは水深と同じくらいでOKです(ウキは好きな場所に移動させることができます)
さぁ、マハゼは釣れるかな?
さっそく釣りを始めたふたり。周りで「釣れたよ~」という声が時おり聞こえるのですが、なかなか釣り上げることができません。いったい何がよくないのでしょうか……? もしかして場所? そこにイベントMCとして参加していた秋丸美帆さんが現われました。秋丸さんはTVや雑誌などで大活躍する凄腕の釣り女子です。すると……。
この日イベントMCを務めていた秋丸さん。釣り場に現われると……
え~! 秒でマハゼをキャッチ!
さっそく秋丸さんに釣り方を教わるふたり。キーワードは「石」でした
ここで冒頭の釣り場写真をもう一度見てみましょう。朝は足もとが干上がっていましたが、今は水があります。ハゼは足もとまで上がってきていて、この石の影に隠れていると秋丸さん
さつまり、こういう感じで石の近くをねらうとハゼが飛び出してくるわけです。水深30~50cmと浅くてもハゼはいます! 風が吹きつけているときは石が見にくいですが、風が弱いタイミングなどで石の場所を確認しておくといいそうです
アドバイスどおり釣っていくとウキが沈みました! ひと呼吸の間をおいて、ゆっくりサオを上げればOK!
まずは河﨑さんに釣れました! が、こちらのお方はウロハゼ。ハゼの一種ですが、今回おもにねらっているマハゼとは別の種類です
駒澤さんにマハゼが釣れました!
「石の近くを釣る」というアドバイスによってアタリが出始めました。駒澤さん、2尾目!
マハゼ。この日は10cm前後の魚が多かったです
マハゼのダブルヒット
子どもや親御さんも次々とハゼを釣り上げていました。「ウキの動きが楽しすぎる!」「ビビビという引きがクセになる」と釣りの喜びに目覚めてくれた子どもたちが多数。イベントは大成功でした
イベントの締めにはハゼのから揚げが参加者に振舞われました。すべて会場で揚げられたものです。作ってくれたのは、自身もハゼ釣りを愛好する「おかめ鮨」の長谷文彦さん。
秋丸さんとともにイベントMCを務めた晴山由梨さんも長谷さんの揚げたハゼを堪能しました
もちろん河﨑さんと駒澤さんもいただきました。釣りあり、食ありのフィッシングフェスティバルは来年も開催予定です!
日時 | 9月23日午前 |
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場所 | 多摩川下流(神奈川県川崎市殿町) |
主催 | 公益財団法人 日本釣振興会 |
参加者 | 親子315名 |
市ヶ谷フィッシュセンター
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