人生を輝かせる趣味釣りあそびジャーナル

初心者からベテランまで楽しめる! 全国海釣り施設完全ガイド

北海道苫小牧港海釣り施設

釣れやすさ
大物期待度
安全度
設備充実度
家族向け度
ゆったり度

北海道苫小牧市にある苫小牧港海釣り施設(通称「一本防波堤」)は、春はクロガシラガレイやアイナメ(アブラコ)、夏から秋にかけてはサバやイナダ・ワラサ(フクラギ)といった青物まで、多彩な魚種が狙える人気スポット。サビキ釣りや投げ釣り、ルアー釣りなど幅広いスタイルで楽しめて、ファミリーからベテランまで満足できる懐の深さが魅力だ。特に9月の「フクラギ祭」、10月の「カジカ祭」といったシーズンは大物のチャンスも多い。一方で開放日は4月〜10月の土日祝に限られており、定員制のため事前確認は必須。管理棟では仕掛けやエサ、氷などが購入できたり、ライフジャケットの貸し出しをしているが、ロッドやリールのレンタルはないので自分で準備してチャレンジしよう!

・釣りポイント

苫小牧港東港にある防波堤の一部が釣り場として整備され、入口フェンスから先端までのおよそ500m区間が開放されている。周囲の水深はおよそ8mで、海底は砂地を中心に基礎ブロックや根が点在する地形。さらにブイの先では大型船が航行するため、水深は10m前後まで落ち込む。足元にはアイナメ(アブラコ)やソイなどの根魚が定着し、沖にはサバやイナダ・ワラサ(フクラギ)といった回遊魚も姿を見せるなど、多彩な魚種を狙えるのが大きな特徴だ。

 

入口から見た景色。港外側(入口を背にして右側)は釣り禁止エリア。

 

防波堤の断面図。ブロックの隙間には根魚が潜んでいる。

 

 


 

入口付近には消波ブロックがあり、アイナメ(アブラコ)など根魚の住処になっている。消波ブロックや救助艇のロープに仕掛けなどを引っ掛けないよう注意してねらってみよう。

 

フェンス近くに立って足元に仕掛けを落とすと、思わぬ大物が飛び出すことがある。

 

ロープに仕掛けを引っ掛けてしまうと業務の妨げになるので要注意!

 

ケーソンの繋ぎ目は流れが発生しやすいポイント。20cmクラスのエゾメバル(ガヤ)がエサを待ち構えていることが多い。

 


 

沖にあるもう1本の防波堤との間を潮が通るため、先端部では流れが巻きやすく、エサがたまりやすい環境になっている。そのためフィッシュイーターなど大物の実績が高く、釣り人にとって一番人気のポイントだ。さらに先端から約20m、45度の角度に沈む根には大型の根魚が潜んでおり、こちらもねらい目となっている。

 

先端部分は混み合うことが多いので、先行者への挨拶はしっかりすること。

・季節別ターゲット

おすすめのターゲットと釣具

【ファミリーで楽しめるサバのサビキ釣りの場合】

サオ:4m前後の万能磯ザオ
リール:スピニングリール2000~2500番
イト:ナイロンライン3号
仕掛け:市販のサビキ仕掛け  エサ:アミエビ

【サクラマスやアメマスにトライする場合】

サオ:10ft前後のシーバス用ロッド(ミディアムパワー)
リール:スピニングリール4000番
イト:PEライン 1.2号
リーダー:フロロカーボンライン 20lb

・施設インフォメーション

札幌方面からは、道央道の苫小牧東ICを降りて勇払マリーナを目指すとわかりやすい

住所
北海道苫小牧市字弁天無番地
HP
https://ippon-b.com/
開放期間
4~10月の土日祝日
営業時間
6:00~18:00
※9月は17:00まで、10月は16:00まで
休園日
荒天日(気象警報・震度4以上の地震など)
定員
100名
料金
※2025年9月現在
大人(高校生以上):1,500円
中学生:1,000円
小学生:500円
※未就学児は入場できません
駐車料金
1台 800円
レンタル
※2025年9月現在
ライフジャケット 500円
※サオ・リールのレンタルはありません
支払方法
現金のみ

・釣り場マップ

設備

駐車場
あり(有料)
トイレ
男性用1室、女性用1室
水洗い場
なし
自動販売機
なし
売店
管理棟にて、仕掛け・エサ・バケツなどの小物類・氷などを販売
喫煙所
釣り場入口にあり

・ルール

入場の手順

入場できない方

主な注意事項

禁止行為

閉鎖となる場合

・動画

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