釣り
遊び
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はじめてのコイ釣りで勝負だ!
市ヶ谷フィッシュセンター
遊び 1
市ヶ谷フィッシュセンター
うみんぐ大島(福岡県宗像市)
「釣り」をしたことがありますか?
初めての人でも釣りが楽しめる場所、それが釣り堀です。
時間は1~2時間あれば充分。
釣り道具も借りられるので手ぶらで大丈夫。
今回は特別編
東京を飛び出して、福岡の宗像大島にある海上釣り堀へレッツゴー!
いつもは東京都の釣り堀が舞台の「釣り堀めぐり」ですが、今回は特別編として九州へ! 福岡県の宗像大島(むなかたおおしま/以下、大島)にある「うみんぐ大島」でマダイとシマアジをねらいます。
大島は福岡県で一番大きな島。周囲は約15km、人口は約700人。
島の「宗像神社中津宮」と「宗像大社沖津宮遥拝所」が世界文化遺産に登録(平成29年7月)されたことで有名です。そんな世界遺産の島にある釣り堀って!?
大島は神湊港からフェリーもしくは旅客船で行くことができます。1日7便あり、所要時間は約25分。大人の片道料金は570円。フェリーであれば車ごと向かうことも可能です。
さぁ、大島へ! 今回は7時40分神湊発の1便で向かいました。
大島が見えてきました。写真の堤防の内側にあるのが「うみんぐ大島」です。魚が泳ぐイケス付きのイカダが浮かんでおり、ここで釣りを楽しめます。
うみんぐ大島はフェリーが発着する大島港から海沿いに歩いて10分のところにあります。釣り堀は完全予約制で、大人ひとり1時間5500円。貸しザオは1000円で、エサの販売もしています。
うみんぐ大島に入場した人は防波堤で釣りをすることもできます(入場料は大人620円/釣り堀代は別途)。カサゴやクロダイ、メジナなどが釣れるようです。防波堤の付け根にはトイレもありファミリーフィッシングにオススメ!
こちらが海上釣り堀。浮き桟橋(イカダ)にイケスが付いており、その中に魚が放されています。放流される魚は季節によって違いますが、この日(2021年10月下旬)はマダイとシマアジがメインとのこと。どちらも美味しい魚です!
今回、旅がてら釣りを楽しむふたりは手ぶらでうみんぐ大島を訪れました。なので釣り道具はレンタル。サオとリール、仕掛けがすでにセットされてある状態で使えます。付いているのは一般的なウキ釣り仕掛けでした。
■うみんぐ大島のウキ釣り仕掛け
エサはキビナゴや練りエサ、鶏のササミ(黄色く着色してある)などがあります。この日ハリ付けがもっとも簡単な練りエサをメインに使いました。
練りエサは2色があります。茶色はエサ持ちがよく、黄色はバラけやすいのが特徴。スタッフのオススメは茶色の練りエサを先に付けて、それを黄色で包むことでした。
「エサに迷ったら練りエサでOKです」とスタッフ。魚種を問わずねらえるそうです。
キビナゴを刺す際は、まず目にフックを通し、そのあと写真のようにエラのあたりに刺し直します。
これでOK! ハマチなどの回遊魚が放流されているときに有効なエサです。
さっそく釣りスタート。ウキ釣り仕掛けに練りエサを付けて投入。駒澤さんも高砂さんも「マダイを釣ってみたい!」と気合が入っています!
ウキ下はエサが海底スレスレ~30cmのところにくるように調整するのがスタッフのオススメ!
これは仕掛けが沈む最中のウキ。オモリが落ち切るまではウキは寝ています。
ウキがこのように沈むのは魚がエサを食べた合図! リールを巻いたり、サオを上方向に煽ったりして魚の口にハリを掛けましょう。
開始5分で駒澤さんのウキが消えた! リールを巻くと重い手ごたえが!
上がってきたのは40cmほどの見事なマダイでした。駒澤さんにとっては人生初のマダイ。釣った魚は持ち帰りOKなので、クーラーボックスを持参しましょう(保冷箱の有料サービスあり)。ウロコ&内臓取りのサービス(有料)もあります。
高砂さんにもヒット! マダイよりも走りが鋭いような……?
なんと! マダイよりレアなシマアジでした。魚種を問わず、取り込みは必ずタモアミを使いましょう。
シマアジゲット!
高砂さんのシマアジとちょうど同じタイミングで2尾目のマダイを釣った駒澤さんと記念撮影。開始30分で大満足!
このあと駒澤さんは3尾目のマダイもキャッチ! 「ウキが沈んでから一瞬だけ間を置いてサオを上に煽るとよく掛かる気がしました」とのことでした。
マダイは刺身、塩焼き、鯛めしなど、さまざまな料理で美味しく食べられます。
ふたりは2時間ほど釣りを堪能した後、大島の観光へ繰り出すことに。車かレンタルサイクルで回るのがオススメ!
島内にはたくさんの歴史ある場所や絶景スポットがあります。1日かけてじっくり回りたいですね。
まず向かったのは宗像大社中津宮。世界文化遺産です。宗像大社は日本神話に登場する日本最古の神社のひとつ。祀られているのは天照大神(あまてらすおおみかみ)の三女神で、沖津宮、辺津宮、中津宮の三宮に祀られており、この三宮を総称して宗像大社といいます。
続いて向かったのは大島灯台。1926年に初点灯。沖ノ島の灯台に呼応して船の行き来を見守っています。付近にはハマヒサカキと呼ばれる岩生植物の一大群生地になっています。
島内には玄界灘を見渡せる高台がたくさんあります。
大島灯台から車で5分のところにある砲台跡。周辺はコスモス畑があり秋に満開になります。
昭和11年ごろに完成したとされている砲台跡。15cmキャノン砲が配置されていました。
敵艦の位置や速度を測るための観測所も当時の雰囲気を残しています。今ではここから美しい玄界灘と望むことができます。
かんす海水浴場には赤い鳥居が。入り江には「夢の小夜島」と呼ばれる小島があり、干潮時には島につながる道が現われる。この道を好きな人と手を結んで歩くと結ばれるという伝説があるんだそうです。
鳥居の近くにある「Musubi Cafe」。この日はマダイを使った「フィッシュ&チップス」や「漁師サンド」をいただきました。ネコがいる庭で美味しい魚料理を食べる素敵な時間でしたよ!
写真は沖津宮遥拝所。沖ノ島にある沖津宮を遠くから拝むための場所です。沖ノ島は宗像大島の約50km沖合に浮かんでいます。沖ノ島から韓国釜山までは約145km。日本と大陸を結び海の道は「海北道中」と呼ばれ、ここでの航海の無事を祈るため、沖ノ島では国家的な祭祀が行なわれていました。
「また来るぞ~」と誓って日帰り大島旅を終えた駒澤さんと高砂さんでした。
行き方 | 福岡県宗像市にある神湊港からフェリーまたは旅客船で大島港へ。うみんぐ大島まで徒歩10分 |
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電話 | 0940-72-2361 |
営業時間 | 4~10月/8~17時、11~3月/8~16時 |
定休日 | 火曜日 |
大人(中学生以上)1名あたり3時間5500円
【サービス料】 ・貸しザオ1000円
・エサ150円~
・氷300円
・保冷箱400円~
・魚の調理サービス(ウロコと内臓とり)200円
※釣り堀は完全予約制
※詳しくはうみんぐ大島公式サイトをご覧ください。
http://umi-ing.com/
駒澤清華(こまざわ・きよか)
1997年5月20日生まれ。北海道出身
お父さんが釣り好きで、小学生のときは毎年家族で石狩湾に行ってました。「釣り堀めぐり」で、コイ、ホンモロコ、テナガエビ、ニジマス、キンギョ、モツゴを釣りました。ほかにもハゼ、セイゴを釣ったことがあります。
高砂ひなた(たかさご・ひなた)
998年8月24日生まれ。大阪府出身。
中学生のころに家族でニジマスの手づかみをしたことがあります。大人になって八景島シーパラダイスの釣り堀でアジを釣ってから、釣りに興味を持つようになりました。
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