ファミリーに人気の堤防のサビキ釣りから、メジナ釣りの競技会まで
幅広いジャンルの海釣りで使われているエサがオキアミです。
エビに似た節足動物ですが、分類上は別の仲間で、
海を漂いながら暮らしている動物プランクトンの1種です。
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釣りエサとしては、小型のオキアミをブロック状に冷凍されたものがコマセ(撒きエサ)用に、
サイズが大きいものがハリに直接つける付けエサ用としてパッケージングされて販売されています。
付けエサ用の加工品
魚にとっても食べやすい大きさ、柔らかさ、匂いなど、エサとして優れた要素を備えていることに加え
ビギナーからベテランまで誰にでも扱いやすいことから広く普及しています。
その魅力を100%発揮させるためにはハリへの付け方も重要です。
基本は「腹掛け」という刺し方です。
「腹掛け」
尾羽根(しっぽ)をカットしてそこからハリ先を通し
ハリに沿って自然におなかを曲げた状態にセットする方法です。
遠くまで飛ばしたいときなどは、空中でちぎれにくくなるように
硬い背中側がハリの内側に来るように刺す「背掛け」にすることもあります。
「背掛け」
どちらもオキアミの中心をハリが通っているように付けるのが重要。
バランスが偏っていると水中で回転してしまい
エサが自然に漂っている状態を演出しにくいうえ
糸がよれて仕掛けが絡まるトラブルの原因になってしまいます。