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防寒のいろは

2020年12月25日

冬の釣りで重要になってくるのが防寒です。

寒さをしのぎ、いかに快適に釣りを続けられる環境を作れるかで

釣果も釣行の充実度も変わってきます。

ビギナーであっても、仲間と釣りに行くときや遊漁船で釣行するときなど

自分だけの都合でギブアップできないという状況では

より切実になってきます。

そこで今回は釣行時の防寒の基本を解説します。


防寒の基本は重ね着(レイヤリング)です。

重ね着する衣類は肌に近い側から

インナー、ミドラー、アウターと呼ばれ、それぞれが別の役割を担っています。

 

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インナー
役割:保温と吸汗

発熱機能などを売りにした機能性インナーが各社から発売されています。

そのなかで重視すべきなのは吸汗・速乾性能です。

冬といえども防寒対策をしっかりしていると汗をかくタイミングが出てきます。

そのときにしっかり汗を乾かしてくれないとそのあと寒い思いをしますので、

綿など乾きにくい素材のものは避けたほうがいいでしょう。

Tシャツの上に機能性インナーを着る場合も、

Tシャツは夏に着るような速乾素材のものがいいです。


ミドラー
役割:空気の層を作って寒さを遮断する

インナーとアウターの中間に着る衣類です。

空気の層を作るのが役割なので、フリースやダウンなど軽くて少し厚みのあるものがいいです。

アウトドア用として販売されているものがやはり性能がいいですが、

はじめのうちは普段着のなかから条件に合ったものを選んで着てもいいでしょう。


アウター
役割:風、水を防ぐ


釣り具メーカーのアウターは防水性能と腕周りの動きやすさを重視して作られている

冷たい風を遮断して内部の温かさを保つためにいちばん外側に着るウエアです。

釣りの場合は水に濡れる場面も多いので、防水性も必要です。

また、汗による湿気を内側に溜めないことを考えると透湿性も備えていることがベター。

となると、やはりゴアテックスなどの防水透湿素材で外側が覆われている

アウトドア向けのものを選びたいところです。

厳寒期は中綿入りの本格的な防寒アウターが欲しくなりますが、

それ以外の時期はレインウエアをアウターにして、ミドラーまでをしっかり選ぶという着こなしもアリです。

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