釣りの基本としてまず覚えたいのが糸の結び方。
目的や使う釣り糸の種類などに応じてさまざまな結び方が考案されています。
個々の結び方の解説は別の機会に譲るとして、
今回はより切れにくい結び目を作るためのコツを紹介しましょう。
まず前提として知っておきたいのは、
結び目では釣り糸の強度が弱まってしまうこと。
つまり、糸に傷が入っていない状態なら、
仕掛けの中で結び目が最も切れてしまいやすい箇所だと言えます。
ですから釣り糸を結ぶ際は、糸になるべくダメージを与えず
100%に近い強度を保てるかが重要になります。
●締め込みはゆっくり&しっかり
そのコツはずばり、結びの仕上げである締め込みを
ゆっくり&しっかり行なうこと。
釣り糸の強度に悪影響を及ぼすのが摩擦熱です。
結んだ糸を締め込むときは、糸同士や結びつけるハリや金具と
きつくこすり合わせることになるので、
勢いで締めてしまうと摩擦熱が起きやすいです。
そうならないようゆっくり丁寧に締めこみましょう。
水や唾液で糸を湿らせてから締め込むのも効果的です。
結び終わった後に糸がチリチリになってしまっていたら
摩擦で糸が弱ってしまっている証拠です。
こんなときは結び直すのがベターです。
また、これ以上締らないところまでしっかり締め込むのも重要。
締め込みが甘いと、魚がかかったときに急激に締め込まれてしまい
アワセ切れの原因になってしまいます。
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