釣りの世界で使われる専門用語を解説します。
釣りを教えてもらうとき、解説記事を読んでいるとき、わからない言葉があったらこの記事をチェックしてみてください。
あ・い・う・え・お
か・き・く・け・こ
さ・し・す・せ・そ
た・ち・つ・て・と
な・に・ぬ・ね・の
は・ひ・ふ・へ・ほ
ま・み・む・め・も
や・ゆ・よ
ら・り・る・れ・ろ・わ
ビギナーにオススメの入門記事をチェック!
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キーパー
釣りの競技会で、釣果としてカウントできるサイズの魚のこと。多くの場合キーパーには下限があり、それ以下の魚は釣っても成績に反映されない。キーパーサイズ以下の魚はノンキーパーと呼ばれる。
聞く
魚がハリに食いついているかどうか、軽く釣り糸を張って確かめてみること。
擬似餌(ぎじえ)
ルアー、毛バリ、餌木、バケ、サビキなど、魚のエサがもつ要素を模して人工的に作られたハリや道具のこと。バス用のルアーなどはエサに似ても似つかない形状のものも多く、エサと思わずに好奇心で食いついてくることもあると言われている。擬似餌が備えているどの要素が魚の興味を引くのかに注目してみると魚への理解が深まる。
擬似餌の1種であるルアーには魚が食べているエサとは似ても似つかないタイプも(写真はバス用のスピナーベイト)。エサの偽物・代用品ではなく、魚の本能を刺激する漁具と捉えたほうが本質を理解しやすい
汽水域
河川の河口部や海とつながっている湖など、淡水と海水が混じる水域のこと。ハゼやスズキ、ボラ、ウナギ、クロダイ、コイなど、塩分濃度の変化に耐性のある生き物が生息している。川の水に含まれるコロイド粒子などが塩分濃度の変化で析出するため、透明度が川より低くなることが多い。
近年人気急上昇中のクロダイは汽水域の代表的なターゲット
キヂ
釣りエサに使うシマミミズのこと。体液が黄色いことから。
黄身練り
タナゴ釣り用の練りエサ。卵の黄身と薄力粉を混ぜ合わせて作る。
キモ
釣りのテクニックの重要な部分。
キャスティング
釣り竿を使って仕掛けやルアーを投げること。
写真のように頭の上から投げる「オーバーヘッドキャスト」のほか、利き腕側から横向きにロッドを振る「サイドハンドキャスト」、利き手と逆側から振る「バックハンドキャスト」などの種類がある
キャッチ&リリース
魚を釣って(キャッチ)、生きたまま放してやる(リリース)こと。
ギヤ比
リールのハンドルを1回転したときに、スプールまたは糸巻き部が何回転するかの比率。たとえばスペックに「7:1」、または単に「7」とあれば、ハンドルを1回転させるごとにスプールは7回転することを表わしている。この数字が大きいほど糸を速く巻き取れるが、ハンドルを回すのに必要な力は大きくなる。
ギャフ
釣れた大型魚やイカを引き上げる際に、その口や体に打ち込んで使うカギ状の道具。
キャロライナリグ
主にソフトルアー(ワーム)を使うときの仕掛け(リグ)のひとつ。中通しオモリをスイベルを介してワームから離れたところにセットする。オモリとワームが離れているので、重たいオモリを使ってもワームの動きが自然になるのが特徴。
魚群探知機(ぎょぐんたんちき)
超音波でボート下の魚群の有無や地形を探査する装置。乗合船では、船に搭載された親機の情報を、釣り人が用意した子機に表示させるシステムもある。個人向けはバスフィッシングやワカサギ釣りなどでニーズがある。競技会が盛んなバス用はとくに進歩が著しく、ボートの全周囲の地形をレーダーのように探査できるものや、水中のようすを動画で映し出すものなどが発売されている。
バスフィッシング向けの魚群探知機
魚礁(ぎょしょう)
魚の住処や隠れ家として機能する岩礁。人工魚礁はブロックなどを人為的に沈めて漁礁としたもの。
魚拓
釣った魚を記録するときに、魚のかたちを墨で和紙や布などに写しとるもの。
キンク
ねじれたり絡まったりした釣り糸に折れ目がついてしまった部分。キンクした部分は釣り糸の強度が落ちてしまうので、見つけたら切って結び直すのがよい。